“` 人口約53万人。アフリカ大陸の西沖に浮かぶ小さな島国・カーボベルデ。 2026年W杯で、その国が世界中を震わせた。 主役は、40歳のゴールキーパー――ヴォジーニャだった。 ■ 名前の意味は「小さなお婆さん」 本名はジョジマール・ジョゼ・エヴォーラ・ディアス。 「ヴォジーニャ」とはポルトガル語で「小さなお婆さん」の意味で、 幼少期に祖父母に育てられたことに由来するあだ名だ。 ポルトガル2部リーグのGDシャヴェスでプレーしていた”無名の守護神”が、 W杯の舞台で世界の常識を塗り替えた。 ■ グループステージ:欧州王者スペインを無得点に封じた日 グループH初戦・スペイン戦(6月16日)。 ヴォジーニャは40歳12日で出場し、FIFAワールドカップ史上 最年長初出場選手となった。 スペインの猛攻を止め続け、クリーンシート達成。 マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。 【スタッツ:スペイン戦】 – 試合結果:カーボベルデ 0-0 スペイン – ヴォジーニャのセーブ数:複数の決定機を完全阻止 – 試合前Instagramフォロワー:約5万人 – 試合後Instagramフォロワー:500万人超 たった1試合で100倍のフォロワーを獲得した。 ■ グループステージ最終節:3戦全引き分けでノックアウトステージへ 対戦相手結果ヴォジーニャの貢献スペイン(欧州王者)0-0 ✅クリーンシート・MOM受賞ウルグアイ2-2 ✅2失点も追いつく粘りを支えるサウジアラビア0-0 ✅枠内3本シュートを全セーブ
3戦全引き分け・勝ち点3でグループ2位通過。 カーボベルデはW杯初出場で決勝トーナメント進出という快挙を達成した。 【Optaデータ】 40歳を超えてW杯で複数回のクリーンシートを記録したGKは、 史上わずか3人。 ピーター・シルトン(イングランド・3回)、 ディノ・ゾフ(イタリア・2回)に続く伝説的な記録だ。 ■ ラウンド32:世界王者アルゼンチンを延長まで追い詰めた 7月4日(現地時間7月3日)、マイアミ・スタジアム。 前回王者アルゼンチン(世界ランキング1位)対カーボベルデ(同67位)の一戦。 【試合経過】 – 29分:メッシに先制点を許す(W杯8試合連続ゴール・大会7点目) – 59分:デロイ・ドゥアルテが同点ゴール – 92分:リサンドロ・マルティネスに勝ち越される – 103分:シドニー・ロペス・カブラルが豪快なミドルで再追撃 – 111分:オウンゴールで決着。最終スコア 2-3(延長) 【ヴォジーニャのプレーハイライト】 – 18分:メッシの直接FKを冷静にキャッチ – 63分:メッシとの1対1を好セーブで阻止 – 73分:メッシの意表をつくFKを横っ飛びでスーパーセーブ 【Sofascoreデータ・驚きの記録】 この試合でヴォジーニャは「ドリブル成功1回」を記録。 FWラウタロ・マルティネスをフェイントでかわしたプレーがそれだ。 同じ試合、C・ロナウドはラウンド32でドリブル成功「0回」。 GKが、世界最高のFWのドリブル数を上回った。 ■ W杯を通じたフォロワー数の変遷 タイミングInstagramフォロワーW杯前約5万人スペイン戦後500万人超ウルグアイ戦後1,500万人アルゼンチン戦後2,000万人超
2,000万人超はGKとして世界一のフォロワー数。 クルトワ、ノイアーを超えた。 ■ カーボベルデが残したもの W杯終了後、カーボベルデへの世界からの観光・注目が急増した。 「ブルーシャークス」の戦いは、サッカーの結果だけでなく、 53万人の島国の誇りと存在を世界に届けた。 そして40歳のGKは、言葉より雄弁に証明した。 ――「年齢は、限界ではない」と。“` ■ メッシが歩み寄り、ユニフォームを交換した 試合後、メッシ自らがヴォジーニャに歩み寄り、こう告げた。 「素晴らしかった。みんな君を誇りに思うべきだ」 ヴォジーニャはこの言葉とユニフォーム交換の瞬間を、 「一生忘れない」と語っている。 103分に前回王者アルゼンチンを再び追い詰めたDFシドニー・カブラルの ゴールはFIFA公式が選ぶラウンド32のベストゴールにも選出された。 ■ ヴォジーニャが残した数字
| タイミング | Instagramフォロワー |
|---|---|
| W杯前 | 約5万人 |
| スペイン戦後 | 500万人超 |
| アルゼンチン戦後 | 2,427万人 |
2,427万人——これはGKとして世界史上最多のフォロワー数だ。 クルトワ、ノイアーを超えた。 そして昨シーズン限りでポルトガル2部を退団したヴォジーニャは 今、世界中のクラブが注目する「フリーの守護神」だ。 40歳の伝説は、まだ終わっていない。 “`
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